シニアの賃貸住まい

先日、60代前半の方が、今住んでいる自宅マンションを売却し、お気に入りの地域に10年間賃貸で住み、そのあとは介護付シニアマンションに引っ越しをするプランを見てもらいたいと見えられました。ひじょうに緻密な方で、95歳までのまでのキャッシュフロー表をご自分でしっかり作成していて、相分のキャッシュが残るようにプランでした。たしかに、いくらお金があっても、70代になると賃貸を貸してくれるところは、ほとんどないのが実情です。そこで、今住んでいるマンションは東京の隣で築年数は古いですが今の不動産相場だと相応の値段で売却できるので、そのお金で健康なうちに好きな街で過ごすのも、これからの人生を楽しむためによいと思うと伝え背中を押しました。この方は、金融資産は十分にありますので、夫婦で健康な時間を十分好きな街で満喫することがシニア人生の幸せであると思いました。