資産運用の原則は、市場にいつづけること

今年から新NISAがはじまりました。新NISAの運用について、よく相談を受けますが、相談者の方には、いちばんたいせつなことは、「どんなときでも、市場から退場しないで、いつづけること」を繰り返し言っています。かなりの人が、株価が暴落しマスコミが金融危機を煽ると、パニックに陥り一刻も早く売らないといけないという強迫観念に陥り、売却に走ります。なぜ、金融危機になって株価が大暴落したときは、大バーゲンセールで買い時だと思わないのでしょうか。衣料品やゴルフ用品などは、バーゲンセールだと、ここぞとばかりに買いに走るのに、株価は暴落すると売りに走る人が多いから不思議です。100年に一度といわれているリーマンショックでさえ、数年で市場は回復しています。機械的に積みたてる投資信託をそのままつづければ、市場が回復したときに、大きな果実を得ることができます。市場から退場した人には、微笑んではくれません。市場の暴落は訪れますが、資本主義である限り、市場は暴落しても必ず回復して成長するのも、真実です。ずっと、市場にいる人に、お金の神様は恩恵をもたらします。