退職金の多い人には、イデコは向かない?
イデコは、掛け金全額が所得控除されることはご存じであると思います。年収が多く税率の高い人ほど、減額される所得税が大きくなり、有利な制度であることは間違いありません。しかし、出口の受け取りを見ると、どうでしょうか。イデコを […]
日銀の長期金利1%容認を受けてベターな金融商品
7月27日、28日の日銀の金融政策決定会合により、長期金利は1%まで容認されました。このことにより、固定金利の住宅ローンは、長期金利に連動しますので、上がる方向になると思います。それでは、金融商品へは、どのような影響があ […]
7月27日、28日の日銀の金融政策決定会合について
日銀は、長期金利の変動幅を±0.5%程度を目処にし、1.0%の利回りでの指し値オペを実施すると発表しました。日経新聞などは、「長期金利1%まで容認」と書いています。わたしは、今回の日銀の決定は、過去の金融政策の検証を踏ま […]
配偶者が年下の場合の年金の繰り下げの注意点
奥様が、年下の方は、年金の繰り下げについて注意する必要があります。夫が65歳になったとき、奥様が年下の場合は、加給年金額397,500円(令和5年4月以降の金額)が奥様が65歳に達するまで、毎年厚生年金に加算されます。仮 […]
年金の受給開始時期は選択制
あまり意識されていませんが、日本の公的年金は、受給開始時期を60歳から75歳までの間の好きな時期に選べる選択制になっています。もちろん、支給開始の原則は65歳です。しかし、希望すれば、受け取り金額が減少するかわりに最大6 […]
再雇用期間で最も年金が増える人とは
厚生年金の受給資格者にとっては、2階部分が厚生年金で1階部分の基礎年金がいわゆる国民年金のことです。さて、国民年金が満額になる年数は、20歳以上から60歳未満までの40年間であることは、おわかりだと思います。したがって、 […]
退職後の再雇用期間のお金
つい、5年程前のFP相談は、60歳で退職して65歳からの年金支給までの間のお金をどうするのかというのが一つの関心事でした。だいたいのアドバイスは、「65歳まで、再雇用で働き、退職金の取り崩しを極力抑えなさい。」という内容 […]
退職金はどうしたらよいか④
結論は、第一に、65歳から95歳までの老後人生で、年金にプラス必要となるお金を、普通預金と10年物個人国債に分散して確保しておくことです。65歳からは、年金で足りない金額を流動性のある普通預金から取り崩していきます。その […]
退職金はどうしたらよいか③
前回まで、退職金は、個人向け国債に1000万円、普通預金に1000万円と書きました。それ以外の残りの退職金は、60歳で満期になった財形貯蓄、共済貯蓄、60歳から払われる個人年金と合わせて、マネックス証券の口座に入金しまし […]
退職金はどうしたらよいか②
前回に、退職金のうち、1000万円を個人向け10年国債で運用していると書きました。では、それ以外は、何で運用しているのかといえば、1000万円を銀行普通預金においています。なぜこのようにしているかといいますと、年にプラス […]