退職金はどうしたらよいか②

前回に、退職金のうち、1000万円を個人向け10年国債で運用していると書きました。では、それ以外は、何で運用しているのかといえば、1000万円を銀行普通預金においています。なぜこのようにしているかといいますと、年にプラス5万円の生活を65歳から95歳までするとして、5万円×12ヶ月×30年=1800万円。余裕をみて、2000万円と考えました。最初に普通預金1000万円を、65歳から月毎月5万使うと、200ヶ月後の81歳7ヶ月くらいでなくなります。そのあと、個人向け国債1000万円に利息を加えた金額を、81歳8ヶ月から毎月5万円使います。そうしますと、100歳近くまでカバーできます。それ以外のお金は、車の買い換え、リフォームなどのためにとっておきました。「なんだ、国債や普通預金などの安全資産ばかりで、全く、資産運用らしいことをしていないじゃないか。」とお叱りを受けるかもしれません。まず、100歳近くまでに必要と考える安全な金融資産を確保した上で、それ以外のお金を資産運用の振り向けます。どのような商品に投資して運用しているかは、次回、お話ししたいと思います。

zikai