金利のある世界
長らく、日本は金利のない世界が続きました。しかし、日銀の長期金利1%超容認を受け、銀行の標準的な10年定期預金の金利が、0.002%から100倍にあたる0.2%へ変更になりました。これは、ものすごい変化だと思います。100万円を定期で預けますと年間20円の利子が2000円になり、10年間だと200円が20000円になるのですから、ようやく金利がつく世界に戻りつつあるといえます。そうはいっても、わたしが子供の頃の1970年代は郵便局の金利は8%くらいありましたから、72の法則にあてはめると、72÷9=9で9年間で2倍になりました。郵便局に100万円を預けると9年後に200万円になっていたわけです。その時代に比べると、全然低いのですが、それでも、ようやく金利のない世界から脱出しつつあるといえるのではないかと思います。