老後に不安を感じる①
老後2000万円問題が、新聞紙上等をおおいに賑わせた時がありましたが、老後資金はいくらあっても不安におびえる人はいるのではないでしょうか。年収が2000万円で、現金で世田谷区に戸建てを購入し、残りの預貯金が4000万円ある相談者の方でも、老後資金の不安を訴える方がいました。「あと2000万円くらい増やす資産運用の方法を教えてもらいたい。」と質問されましたので、「2024年からの新NISAで、先進国株式型インデックスに60%、TOPIX型インデックスに40%の割合で毎月5万円で20年間運用すれば、年5%くらいの利回りで複利で運用できるので、元本1200万円で総額2000万円になるので、4000万円の預貯金にプラス2000万円の計6000万円の老後資金を形成することができます。」とアドバイスしました。しかし、ご自分が何歳まで生きるかというのは、誰にもわかりません。何歳まで生きるかということがわからないことが、いくら老後資金があっても不安に感じる最大の理由ではないでしょうか。それでは、その不安をなくすには、どうしたらよいでしょうか。その方法を、次回、書きたいと思います。